世のゲーマー達がアルセウスや
エルデンリングに夢中になってる今、
私はというと・・・


HNI_0087
30年振りにファミコンの「サンサーラナーガ」
やってました(爆)

別に「流行に背を向ける俺カッケー」
とかじゃなく、単にスイッチやプレステ5
などの現行機を買う金が無いだけ
ですので
悪しからず・・・。

因みに写真の攻略本は30年前に買ったモノで
カセットは6年くらい前に買い直した2代目です。

今だとカセットより攻略本の方が
高値になってそうなので、
売らなくて良かったなぁ・・と。
攻略本無しだとキツイゲーム
なので(汗)

と言う訳で以下、プレイ感想。

【アイテムの所持数に関して】

ファミコンRPGを今プレイすると
アイテムの所持数の少なさに
苦労する事が多いのですが、
本作は無制限(?)と思える位、
幾らでも持てて、
「ファミコンなのにやるジャン」
ってなりました・・・

・・・が、
所持数が増えてもページ分けや
並べ替え等の整理が出来ない為、
ドンドンとっ散らかって行きます。

更に新しく入手した物が
一番下に表示される仕様なので
それを使おうとすると
アイテム欄の一番下まで
ひたすらカーソルを
ポチポチしなければいけません。

アイテムが沢山持てるという
便利な仕様が裏目に出てるというか、
詰めが甘いというか・・この辺の
UIの不便さは、いかにもファミコンと
いったトコロでしょうか・・。

【素材を集めて防具が作れる!】

モンハン的なこの要素、
ファミコンRPGではまだ
珍しかったんじゃないでしょうか?

でも、最初の村で拾える素材で
「きっちょうの盾」という
高性能の物が作れるので、
狩りをしてまで素材を集める
必然性を感じませんでした。

終盤、試しにシコシコと狩りをして
「ゾウガメの鎧」というのを
作ってみましたが、
その直後にそれより上の
「ガネーシャの鎧」を
アッサリ拾えてしまい、
なんだかなぁ・・って感じ。

とにかく序盤から最後まで、主人公の
防御力が高いゲームなので、
やり込み目的でもない限り
シコシコと狩りをしてまで
素材を集める必要性が無く、
折角の防具作成の要素が上手く
活かされてないのは残念でしたね・・。


【ルーラ的なモノが無い不便さ】

このゲーム、4カ所のワープポイントは
あるものの、各町に直接行けるルーラ的な
魔法やアイテムが無いので、
移動が結構面倒くさかったです。

しかもトヘロス的な魔法も無いので、
終盤になっても最ザコの「みじんこ」を
相手にするのは正直どうかと・・。


【単調な戦闘】


このゲームにはそもそも
魔法というモノが存在しないので
戦闘に駆け引きや戦略性が無く、
とても単調でした・・。

竜には叩くや引っ掻くの
コマンドがありますが、
正直効果の違いが判らず、
実質、打撃かブレスの2択
しか無い印象。



【以下ネタバレ】








ラスボス戦での
うる星2ビューティフルドリーマー的な
あの展開・・。

なかなかのカオスさというか、
結構なインパクトがあるんですが、
30年前にプレイした時の記憶が
全く無かったです・・(汗)

(エンディングに“おしい ひだるま”という
名前があったのはハッキリ覚えてましたが・・)

そして最後に竜が犠牲になる
展開も全く記憶が無かったので、
結構衝撃的でしたね・・。

竜に今飼ってる愛犬の名前を付けてたので
尚更クルものがありました・・。

HNI_0085
と言う訳で「サンサーラナーガ」

色々詰めが甘いというか、
荒削りの部分も多いゲームですが、
個性的で心に残る良いゲームだと
思います。

取り敢えず1、2年後に
もう1度プレイしたいと
思える程面白かったです。

【余談】

HNI_0086
・・因みに私は未だにファミコンを
実機でプレイしてるので、RPGの場合、
バックアップ物では電池切れに怯え、
パスワード物は書き写しに苦しむ・・
という按配です・・(汗)

別に「レトロゲームプレイは
実機でなけりゃ認めん!」

みたいなコダワリを持つ
実機厨とかではなく、単に
レトロフリークを買う金が無いだけ
ですので悪しからず・・・。



終わる・・・。